オリンピック・パラリンピックの歴史

オリンピックは、紀元前9世紀ごろギリシアで行われていた古代オリンピックが前身です。近代オリンピックは1896年、記念すべき第1回大会がギリシアのアテネで開催されました。

国際的な障がい者のスポーツ大会は、1924年にパリで開催した第1回国際ろう者スポーツ競技大会(現デフリンピック)がはじめてです。1948年、戦争により負傷した兵士の治療と社会復帰を目的に、イギリスで車いす患者によるアーチェリー大会が開催されました。これが現在のパラリンピックの原点です。

第1回 1896年4月6日~15日 アテネ大会(ギリシャ)

第1回大会の出場選手は男子のみ、欧米先進国の14ヶ国が参加し、ウエイトリフティングは体操の一種目として実施されました。

第2回 1900年5月20日~10月28日 パリ大会(フランス)

第3回 1904年7月1日~11月23日 セントルイス大会(アメリカ)

第4回 1908年4月27日~10月31日 ロンドン大会(イギリス)

オリンピックへの参加が各国のオリンピック委員会を通して行われるようになりました。

第5回 1912年5月5日~7月27日 ストックホルム大会(スウェーデン)

日本がオリンピックに初参加しました。

第6回大会は1916年、ドイツのベルリンで開催される予定でしたが、直前に第一次世界大戦が始まり、開催は不可能になりました。

第7回 1920年4月20日~9月12日 アントワープ大会(ベルギー)

第8回 1924年5月5日~7月27日 パリ大会(フランス)

また、この年の1月25日に、「オリンピック冬季競技大会」が開催されました。

第9回 1928年5月17日~8月12日 アムステルダム大会(オランダ)

陸上競技・三段跳びで、織田幹雄が金メダルを獲得。日本人史上初の金メダリストとなりました。

第10回 1932年7月30日~8月14日 ロサンゼルス大会(アメリカ)

第11回 1936年8月1日~16日 ベルリン大会(ドイツ)

オリンピック史上初めての聖火リレーが行われました。

第12回大会は1940年東京で開催される予定でした。しかし、日中戦争の拡大により政府は1938年7月に「五輪開催の中止」を勧告し大会返上を申し入れた。 代替開催地にヘルシンキを選んだが、ソ連のフィンランド侵攻で開催不可能となり、結局、第12回大会は中止されました。

第13回大会はロンドンを選びましたが、その直後に第2次世界大戦がぼっ発。戦火は全欧州に広がり、ロンドン大会も中止となりました。

第14回 1948年7月29日~8月14日 ロンドン大会(イギリス)

第15回 1952年7月19日~8月3日 ヘルシンキ大会(フィンランド)

第16回 1956年11月22日~12月8日 メルボルン大会(オーストラリア)

第17回 1960年8月25日~9月11日 ローマ大会(イタリア)

第18回 1964年10月10日~24日 東京大会(日本)

ウエイトリフティングの三宅義信が日本の金メダル第一号となりました。

第19回 1968年10月12日~27日 メキシコシティー大会(メキシコ)

ウエイトリフティングの三宅義信がオリンピック2連覇。弟の義行も銅メダルとなり、兄弟で表彰台に立ちました。

第20回 1972年8月26日~9月11日 ミュンヘン大会(西ドイツ)

第21回 1976年7月17日~8月1日 モントリオール大会(カナダ)

第22回 1980年7月19日~8月3日 モスクワ大会(ソビエト)

第23回 1984年7月28日~8月12日 ロサンゼルス大会(アメリカ)

第24回 1988年9月17日~10月2日 ソウル大会(韓国)

第25回 1992年7月25日~8月9日 バルセロナ大会(スペイン)

第26回 1996年7月19日~8月4日 アトランタ大会(アメリカ)

第27回 2000年9月15日~10月1日 シドニー大会(オーストラリア)

第28回 2004年8月13日~29日 アテネ大会(ギリシャ)

第29回 2008年8月8日~24日 北京大会(中国)

第30回 2012年7月27日~8月12日 ロンドン大会(イギリス)

ウエイトリフティングの三宅宏実が、銀メダリストになりました。

第31回 2016年8月5日~8月21日 リオデジャネイロ大会(ブラジル)

三宅宏実が銅メダリストになりました。

Goldmedalist © 2016