ウエイトリフティングの種目

ウエイトリフティングはバーベルを頭上まで持ち上げる競技であり、その持ち上げるバーベルの重さを競います。 ウエイトリフティングには2つの種目があります。



スナッチ

バーベルを一つの動作で、床から頭上まで持ち上げる種目です。
スナッチでは、床に置いたバーベルを腰や肩まで持ち上げて、いったん動作を止めてはいけません。


クリーン&ジャーク

通称ジャークと呼ばれる「クリーン&ジャーク」は、2つの動作でバーベルを頭上まで持ち上げます。

[クリーン]一つ目の動作で、バーベルを床から肩付近まで持ち上げます。
[ジャーク]二つ目の動作で、バーベルを肩から頭上に持ち上げます。

この2つの種目を各々3回ずつ行い、スナッチのベスト記録とジャークのベスト記録を合計した重量で、最終的な順位が決まります。どちらかの種目で3回連続失敗すると、失格となってしまいます。


ウエイトリフティングのルール


プラットフォーム

競技をするのは4メートル四方の木製の床と決められています。この範囲をプラットフォームと言います。
バーベルを持ち上げてよろけ、枠から出た場合は失敗となります。
バーベルをプラットフォーム内に降ろせなかった場合や、競技者の後ろに降ろした場合も失敗となります。



制限時間

試技を開始する制限時間も決められており、60秒以内にバーベルを持ちあげなくてはなりません。
制限時間は、試技を始めるまでの制限時間であり、60秒以内に試技を終えなければならない制限時間ではありません。



「降ろせ」の合図

頭上にバーベルを持ち上げた後、「降ろせ」の合図があるまで降ろしてはいけません。
頭上で手を伸ばしてから、「降ろせ」の合図があるまで約1秒~2秒ほど、両手を頭上に伸ばしていなくてはなりません。


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